1. 接触冷感とは
1.1 原理
1.2 基準
1.3 追加素材
1. 接触冷感とは |
簡単に言うと |
触るとヒンヤリと感じること |
1.1 原理 |
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・繊維中に水分を多く含むこと ・熱伝導率・熱拡散率が高いこと ・触ったときに少し硬く感じること |
そのものが冷たいのではなく、肌から生地に瞬間的に熱が移動することで冷たく感じる。この移動量は最大熱吸収速度Q-max(W/㎠)で数値化出来、高いほど冷たいと評価されます。 |
1.2 基準 |
感じ方 | 数値の目安 | |
ポリエチレン | 0.4~明確に冷たさが感じられる | 0.45~ |
麻 | 0.35~0.4 | |
ジェル | 0.35~0.4 | |
レーヨン | 0.3~まあまあ冷たさが感じられる | 0.3~0.35 |
ポリエステル・ナイロン | 0.3~0.35 | |
キュプラ | 0.3~0.35 | |
加工綿 | 0.3 | |
シルク | 0.3 | |
0.2~若干冷たさが感じられる |
1.3 追加素材 |
キシリトール
- キシリトールは水に溶けるときに水の温度を下げる吸熱反応を行う。
- 汗などの水分と結合し吸熱反応を起こし冷たく感じさせる、乾燥すれば再度反応を起こす。
鉱石系
- 熱伝導率の高い鉱石を素材に練りこむなどして冷たく感じさせる。
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